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新規開業医の悲しい物語

第27話税理士事務所の仕事:中編

「次に、給与計算についてですが、どうされます?」

そうか、開業したらスタッフに給与を支払わなければいけないよな…。よく考えたら、今まで「給与明細」をもらっていたが、誰が作ってたんだろうか。

病院では、経理課が作っているのか…?

新規開業の医院に経理課はない。となれば、他所にお願いすることとなるよなぁ…。

そうか、それを税理士事務所にお願いするのか!

普段、考えた事もない話なので、理解するだけでも時間がかかる。

で、この「給与計算業務」も「巡回監査業務」と同じく段階があるようだ。

タイムカードを送り、その時間集計から税理士事務所にお願いする場合、時間の集計は自分で行い、その集計結果をFAXするだけの場合、給与計算ソフトで自分で作ってチェックだけしてもらう場合…、更に従業員の人数によっても値段が違うが、新規開業のクリニックなら、最低ランクの10名未満で十分とのこと。

値段は20,000円 ⇒ 10,000円 ⇒5,000円となっている。

当時の私は、丸投げするしか選択肢がなったので、

「じゃ、毎月2万円のコースでお願いします…。」

まるで、料理のコースをお願いするような…、そんな気分だ。
ただ、料理なら、「ええい!奮発しよう!」みたいな、高いお金を払っても、ある意味“楽しい”ものだが…。
業務委託料を奮発してどうする!

これで、毎月合計7万円の出費が決定した。

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